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日本の近代建築の先駆者

曾禰達蔵

日本建築学会図書館蔵

曾禰達蔵

(そね たつぞう)

1852-1937

建築家。江戸唐津藩邸に生まれる。維新後に唐津藩の英学校「耐恒寮(たいこうりょう)」に入り、高橋是清(これきよ)に師事。その後、同郷の辰野金吾と共に工部大学校(現 東京大学工学部)に入学し、イギリス人建築家ジョサイア・コンドルのもとで西洋建築を学んだ、日本人初の建築家の一人。卒業後、工部大学校助教授や海軍省を経て、1890(明治23)年、三菱社に入社。東京丸の内に「一丁ロンドン」と呼ばれた日本初のオフィスビル街の建築を手掛ける。1908(明治41)年「曾禰中條建築事務所」を開設。国の重要文化財である慶應義塾創立五十年記念図書館(現 慶應義塾図書館旧館)などの代表作を残している。