SPOT 10

近代医学の礎を築いた医学者

伊東玄朴

神埼市蔵

伊東玄朴

(いとうげんぼく)

1800-1871

蘭方医。近代医学の祖。神埼市出身。16歳で漢方医学を学び、23歳で佐賀の蘭方医島本良順に、翌年、長崎でシーボルトに学ぶ。1826(文政9)年、江戸に出て、1833(天保4)年に蘭学塾象先堂を開き、門人を育成した。1843(天保14)年、佐賀藩10代藩主鍋島直正の侍医となり、天然痘予防の種痘の必要性を直正に進言。1849(嘉永2)年、直正は我が子に種痘をし、江戸では玄朴が種痘を広めた。1858(安政5)年、玄朴らが神田に設立したお玉ヶ池種痘所は、後に東京大学医学部に発展し、近代医学の礎となった。