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近代医学の礎を築いた医学者

相良知安

相良知安

(さがら ちあん)

1836-1906

蘭方医。日本にドイツ医学を導入した医学者。佐賀市出身。藩校「弘道館」から蘭学寮、医学寮(後の好生館)で学ぶ。1861(文久元)年、26歳で佐倉(現在の千葉県)の「順天堂塾」に入門し、蘭医学を学び、塾頭として頭角を現す。その後、長崎で蘭医ボードインに師事。佐賀藩10代藩主鍋島直正の侍医となり、1869(明治2)年、明治政府の「医学校取調御用掛」を命じられ、ドイツ医学を導入。1872(明治5)年、第一大学区医学校(現 東京大学医学部)の初代校長となり、『医制略則』を起草。今日にまで続く近代医学制度の基礎を築いた。